カテゴリ:通信1~3( 6 )
温めると楽?
『冷やせと言うけれど、温めた方が楽になるのでは?』



確かに、しびれのような症状の場合や身体が冷えている場合は、あまり冷やすのは
お薦め出来ませんが、当院の考えではやはり、痛い場所は冷やして欲しいです。



温める事で「緩和」はされますが、「治癒」には向かいにくいと考えているからです。



温めている人で、お風呂で温まると楽になり、身体が冷えると痛くなるという経験をされたことはないでしょうか?




NO.1でもお話しましたが、痛みには炎症が伴います。人間の体温は36度くらいですよね?炎症=熱です。炎症箇所を45度とします。約10度の差が出来ると痛みとして脳へ、危険信号が届きます。全身を温めると体温が上昇する為、温度差がなくなるので、痛みがボケます。


ただ、炎症のところは熱に熱を足していますから、身体が冷えてきたら、温度差がまた出来るので痛くなってきます。


熱がある部分を冷やした方が、確実に温度の差はなくなると思いませんか?


当院では、何も温めてはいけないという事ではなく、冷やす事も必要であると理解頂きたいと考えています。

車のエンジンも温める事も必要ですし、使い過ぎ、または不具合によりオーバーヒートしてしまったら、冷やす事も必要ですよね?

使い過ぎにより、痛めた箇所も同じです。

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{サーモグラフィのイメージ}
左)真ん中が炎症、周りが体温36度。
右)身体を温めて体温を上げる。炎症がボケる。



(つまだ整骨院通信No,3よくある質問より、一部改正)
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by tsumadaseikotsuin | 2011-05-09 23:56 | 通信1~3 | Comments(0)
ギックリ腰?
今回は、ギックリ腰を題材にして、説明していきたいと思います。当院でも、よく聞くのが

「日常の何でもない動作で、強い痛みが出るのはなぜなのか?」

「特にいつもと変わらない動きなのに、急に痛くなった。」など、
自分では痛めるような動きをしていないのに、痛めてしまう事があります。


さっきまで痛くなかったのに、なぜ急に痛くなるのか?それは、体と脳(神経)の
イメージの差があることが原因の多くであると考えています。


例えば、運動不足の方が、急に、運動会の時全力で走ると、足が空回りしてしまい転倒してしまう事のように、頭のイメージでは、分かっていることに体が反応してくれない状態だと、ちょっとしたことでもケガをしてしまいます。

当院の骨盤矯正の検査の時、どちらかの足の親指が、力が入らない事も同様です。ご自身では気づかない程度の事ですが、お身体には影響を及ぼすのです。


朝起きて顔を洗おうとした時、靴下を履こうとした時、軽い物を動かそうとした時など、ギックリ腰は日常の行動の中で起こり得るケガです。


ギックリ腰には、大きく分けて、2種類あります。一つは筋肉性のギックリ腰、
もう一つは関節性のギックリ腰です。





「筋肉性のメカニズム」
筋肉は関節を挟んで対称的に付着しています。片方が縮み、もう片方が伸びることで関節を動かしています。また両方が同じ力で縮むことで関節を固定しています。
綱引きをご想像してもらうと分かりやすいですね。力の差がある大人と子供が、綱を取れないようにして綱引きをしたら、どちらが負けてケガをするか分かると思います。
ただ、身体の中は見た目では分からないので、筋肉の綱引きは、疲労や神経系の異常でその差が出来てしまい、結果突然のようにケガになってしまうのです。


「症状」
ケガした瞬間から動けず、触るのも痛い状況になり、初期症状はとてもひどいが、
損傷した筋肉に負担をかけないように施せば、回復していき、治癒すれば、何度も繰り返すものではありません。




「関節性のメカニズム」
関節の辺りには、細かい筋肉や靭帯がたくさんあります。筋肉や神経の不具合、また日々の姿勢で関節が少しずれてしまい、それにより傷つけ、痛みを出す場合が多く、傷病名がつくことが多いです。
(例)椎間板ヘルニア、分離症、分離すべり症、仙腸関節炎等

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真ん中の三角形の骨が仙骨、両側のハートのような骨が腸骨、その合わさる関節を仙腸関節といいます。

症状が様々なので、今回は当院で一番診ている仙腸関節炎を説明したいと思います。骨盤の関節は簡単にいうと3つに別れています。左右の腸骨と真ん中の仙骨です。その2種類の骨が作る関節を仙腸関節といいます。その部分には靭帯が
たくさんあり、お尻の筋肉の緊張等により、関節で靴ずれのような傷を作ってしまい、その傷が腫れて、また擦れるという悪循環を起こし、激痛に変わります。



自覚症状は、 「何か変に重いな」から始まり、いつの間にか、立つ時や前に
かがむ時に痛みを覚え、ひどくなると物に捕まらないと立てない、寝返りも出来ない状態になります。また、お尻の緊張が強すぎると一瞬にしてひどい状況にもなります。




筋肉性と特に違う点は、真っすぐ立ってしまえば、意外と楽に歩けてしまう事です。もちろん、傷がありますから、痛みは少しありますが、動けないという感じではなく、
動き始めがとても辛いという訴えが多いです。なぜなのか?
 関節に傷があるので、そこを動かさなければ、強い痛みはこないのです。
ですから、患者様の訴えは「立ってしまえば動ける」、「起き上がる時がすごく痛い」
「朝の動き始めが痛い」等、条件がある事が多いです。



筋肉性も関節性(仙腸関節炎)も、患者様自身気が付かない間に、痛みが出る直前まで進行していき、突然痛みとなって出てくるのです。


完璧な予防法は、なかなかありませんが、ご自身の身体に敏感になってもらうといいと
思います。「以前より身体が堅くなった気がする」とか「いつもしている動作が辛い」など、おそらく前触れがあると思います。


(つまだ整骨院通信No,3より抜粋)
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by tsumadaseikotsuin | 2011-04-29 15:33 | 通信1~3 | Comments(0)
腱鞘炎 腱損傷
直接的な外力(交通事故、スポーツなど)や反復的な捻挫(何回も同じ動作)
により、腱や腱鞘に損傷、炎症を起こす事です。



「腱」とは、筋肉が、骨に付く為に細く堅くまとまったもので、同じタンパク質からなるものです。筋肉とは違い、腱単独で、あまり伸び縮みはしませんが、筋肉が動くと、
その動きに合わせて堅くなったり、柔らかくなったりします。
つまり、筋肉の力を関節(骨)に、伝える重要な働きをしているものなのです。



動きを筋肉に依存するので、その筋肉が疲れていたり、神経の繋がりが悪く反応が悪かったりすると腱に負担がかかり、痛めてしまいます。
例えば、疲れていない状態で、身体を動かそうとした時に、引っ張られる感じだったり、力を入れようとしても上手く入らない感じだったりするのは、筋肉と腱の関係性が崩れていることが多いのです。
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↑腱が動いてもずれない様に、腱鞘がトンネル状になり止めている。



「鞘」とは、(さや)と読み、刀のサヤの字です。つまり、腱がずれない様に、止めておくものです。何度体を動かしても、腱や筋肉は同じところに戻りますよね?
それは、曲げたり、伸ばしたりする関節部分にいくつもの鞘があり、腱をずれないように止めているのです。



「腱鞘炎」は、同じ場所に繰り返し負担をかけることによって、腱は、肥厚し(筋肉と同じように刺激により太くなる)鞘は、肥厚した腱により、摩擦し炎症(熱を起こす)することです。その炎症をそのままにしておくと、痛みが強くなり、腱は強くなろうと異常な形で太くなり、鞘に引っ掛かるようになります。これを「バネ指」と言います。
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バネ指は腱鞘炎のひどい状態だと思って下さい。上記で述べたように、炎症を放っておくと腱に変性をもたらします。また、患者さん自身の全身症状によっては、一度の炎症でなる場合もあります。
例)膠原病、リウマチ等、身体に炎症をもたらす症状。


対処
患部を触って熱を持っている時はもちろんですが、熱が中だけにこもっている場合もありますので、
アイシングをして頂きたいと思います。

むやみに、グリグリ押してしまうと傷つく場合がありますので、出来るだけ触らないようにすると良いです。
なお、冷やし方については以前の記事をご覧ください。



(つまだ整骨院通信No.2 一部追加)
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by tsumadaseikotsuin | 2011-04-22 13:34 | 通信1~3 | Comments(0)
冷やし方
氷のう、アイスノン、保冷剤など直接温度をさげる物で、15分~20分くらい痛いところに当てる。痛みが強い時は、2~3時間おきに繰り返すと良いと考えています。



いわゆる冷湿布はスーッとするだけで温度は下がりません。
正式名称は「冷感湿布」といい、メントール(歯磨き粉などに含まれる)で表面が冷えている感じがするだけなのです。

例えば、ペットボトルに湿布を貼って、中身が冷えると思いますか?

冷蔵庫が壊れました。中にあるお肉に湿布を貼って冷えると思いますか?


鎮痛薬の成分が入っているので、痛みに対して効果はありますが、熱を取る(温度を下げる)意味では、直接冷やした方が効果は上がります。




冷えと冷やし(アイシング)は違います。
体を冷やすのは良くありません。温める事を否定している訳ではなく、冷やす事も必要なのだと理解して頂けたらと思います。




冷え性の方は身体を温かくして、痛いところを冷やして下さい。冷やす事で痛く感じる場合は、凍傷、レイノー病などの場合もあるので無理に続けないようにして下さい。




(つまだ整骨院通信No.1 一部追加)
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by tsumadaseikotsuin | 2011-04-15 10:27 | 通信1~3 | Comments(0)
冷やすの?温めるの?
当院では、よく話をしている事ですが、整形外科や整体、マッサージ(慰安)とは、違う考え方で当院は、治療しています。

「全身的には、温めるが、痛い部位、箇所は冷やす」


というのが、当院の考え方です。
なぜ、冷やすのか?いくつか理由があります。


(1)血流を留めることで、栄養の交換をさせる。また、内出血により起こる
二次的損傷を防ぐ。


(2)炎症を起こしているので、鎮静させる。(腫れを取る為)


(3)いい状態で保存し、回復をさせる。



(1)はイメージしやすいと思います。損傷部位の血流を遅くすることで栄養の交換の時間を長くし、内側の出血による圧迫も防げる為、損傷が最小限でおさまります。



(2)は、火傷を想像して下さい。熱を持つ事でそこを冷やそうと全身の体液を集めて、水ぶくれ(水腫)を作ります。ですから、冷やす手伝いをしてあげたいのです。
指を捻って腫れたら冷やしませんか?
なぜ、腰、膝を捻って痛めたら温めるのでしょうか?
確かに日本の民間療法で、温泉(湯治)というのがあるので、少し冷やすことに抵抗があると思いますが、上記で述べたように、全身は温めて、局所(痛い場所)は冷やして欲しいのです。




(3)は、牛肉、豚肉を考えてみて下さい。いい状態で保存する為に、冷蔵庫や冷凍庫に入れませんか?人間も動物も筋肉等は、タンパク質で出来ていますので、同じことが言えます。卵の白身もタンパク質です。温めると白く変性し固まります。筋肉を細かい(分子)レベルで見ると冷やした方が、メリットがあるのです。
トリガーポイントという治療法の中にも筋肉は27℃で一番回復しやすく、緩みやすいと考えられています。


(つまだ整骨院通信No,1抜粋)
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by tsumadaseikotsuin | 2011-04-08 21:17 | 通信1~3 | Comments(0)
治療理念
基本理念は関節(骨)を動かし、筋肉や靭帯等を柔らかくしながら、バランスを良くする事で、損傷部位を休ませ回復を促す治療です。
(筋肉は、ほぼすべてが骨に付着し、筋肉が縮んだり、伸びたりすることで、関節を動かしており、その逆説で、骨を動かせば、筋肉も動かす事になると考えています。)



筋肉は鍛えれば強くなるものです。裏を返せば、マッサージの様に刺激を与えれば与えるほど、堅く、そして耐性が強くなっていき、より強いマッサージを探す事になっているのではないでしょうか?
当院の考え方では、マッサージというよりも、関節を動かし、筋肉本来のバランスにすることで、動きを出す治療を軸に施術しております。



ストレスや疲労感は日常生活の中で気づかないうちに少しずつ溜ります。そのまま、放置してしまうと慢性的症状へと発展する可能性があります。自らの身体に敏感になっていただく程、病気は未然に防げます。当院ではその為のお手伝いをさせて頂けたらと思います。


(つまだ整骨院通信No,1より抜粋)
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by tsumadaseikotsuin | 2011-04-05 22:47 | 通信1~3 | Comments(0)