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加圧リハビリ、靭帯編
 以前の記事で、足が曲がらなければ手術とまで言われていた患者さん






 今では、膝は曲がり、大学&バイトと大忙しの毎日




 でも、せっかく頑張ってきたサッカーをもう一度やらせてあげたい!





 そんな思いで、「加圧リハビリ」





 当院が加圧を取り入れるきっかけとなったのは、ある論文






 靭帯の再生!




 靭帯の再生なんて、出来たら素晴らしい事です!






 靭帯は筋肉よりも血管分布が乏しく、再生には時間が掛かるもの・・・




 掛かるというより日々での生活で何度も痛めつけられ、再生が難しいモノです!






 では、何で加圧が効果があるのでしょうか?






 加圧というのは、まず腕や脚の付け根に巻くバンドで血流の制限を致します!
  


 ※止血ではなく制限です。知識なく行う事は危険ですので専門のインストラクターの指示に従って下さい。




 そうすると脳が誤認を起こします。




 腕(脚)に、血が行っていないぞ・・・




 血管の繋がりが悪いのではないか・・・





 大きな血管を細かい血管(毛細血管)でフォローしろ!





 そうする事で、いつも使っていない血管が再構築され






 血行も良くなり、靭帯の血液の量が増え回復へ向かうのです!




 あくまで、加圧の考え方の一部ではあるのですが、この理論だと





 他にも肩凝り、頭痛、腱鞘炎、大腿骨骨頭壊死、糖尿病の下肢壊死の予防など



 多くの症例に効果が見込めます。





 実際の施術風景は



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加圧リハビリ、靭帯編_b0213831_0141677.jpg




 重りを足で上げたり、スクワットをしたり




 加圧バンドをしたまま、運動をして頂く事となります。





 症状によって、個々にメニューをお作りし、きちんとご説明をさせて頂いております。






 さぁ、本日の後半も頑張ります!






 それでは、失礼致します。 
by tsumadaseikotsuin | 2012-10-19 14:36 | 治療モニター
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