確実な検査というのは難しいとお聞きしていますが、ご参考になればと載せておきます。
長谷川式簡易知能評価スケールというものがあります。
簡単な質問を答えていくのですが、通信では全て記載しましたが、ここでは割愛させて頂きます。
読んでから行ってもキチンとした評価が出来ないですので・・・
血液検査
この場合は血液の採取もしますが、脳への血液がどういう流れになっているかという脳血流シンチグラフィーという検査を指します。
早期の脳血管損傷(脳梗塞、一過性脳虚血等)に用いられる事が多く、医師に相談すれば、痴呆症としてではなく、脳の検査として患者さんを連れて行けると思います。
前頭葉が血流低下の場合アルツハイマー型、様々な場所に病巣が診られる場合は脳血管性認知症、後頭葉一次視覚野の血流低下では、レビー小体型認知症と診断されます。
ここまで、大掛かりな検査をしたくない方も居られると思いますが、日常的にしていた仕草や行動が分からなくなったり、以前からの趣味などに興味を持てなくなったりする傾向が目立つようになれば、症状を検査する事をお勧めします。
どこで受けるのか?
メンタルクリニックや神経内科、また最近では認知症外来もある病院もありますので、気になる方は一度診てもらう事をお勧めします。
特に大切にして頂きたいのは、日常にしていた事やとても好きな趣味などが、出来なくなったり、興味がなくなったりする事に、疑問を持って頂くという事だと思います。
今はクイズ番組等が多いですし、簡単なクイズを出し合うのもいいと思います。
昔は拡大家族が多く、小さいお孫さんの簡単な質問を答える事で、トレーニングされていたのかもしれません。
時代背景なのかコミュニケーションが、上手くいかなくなってきた時代です。
大切な家族ですから、何を考え、何を思うかを少し理解していけるよう、そのきっかけの一つになれたら、幸いです。
つまだ整骨院通信No20一部改正